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ヘルスケア分野におけるジェンダード・イノベーション 

医学や薬学分野では、男女で発症率や症状が異なる病気があり、治療方法や薬の効き目にも男女差があることが分かっています。 

例えば、更年期女性の病気が見逃されやすいことを問題視し、女性専用の診療支援アプリを開発している医師がいます。 

一方、骨粗しょう症は女性が経験する病気であるというジェンダーバイアスが存在しますが、男性も発症年齢が女性より10年程度遅いだけで、75歳以上では骨粗しょう症による脱関節骨折の3分の1は男性です。さらに骨折後の死亡率は男性の方が高いことがわかっています。 

したがって、骨粗しょう症に対する治療や予防方法については、男性の骨粗しょう症リスク評価を見直す必要があるのです。 

新型コロナウイルス感染症にも性差が認められます。男性の方が感染後の重症化率や死亡率が高く、ワクチン接種後の副反応は女性のほうが出やすいことが各国で報告されているのです。 

これは、もともと女性の方が病原体に対する免疫反応が強く、男性は重症化の原因になる肥満や糖尿病などの持病、喫煙などの悪化要因が多いためと考えられています。 

一方、女性は免疫反応が強いため、新型コロナのワクチン接種によって体内に作られる抗体量が男性より多い傾向にあり、副反応も出やすいことがわかっています。 

薬学の分野では、女性やメスの動物は妊娠、出産、性周期があるために、臨床試験では女性被験者数が少なく、また動物実験ではオスを使うことが多いという状況がありました。 

その結果、米国では、女性の健康上のリスクが高いとわかった8つの薬が販売できなくなりました。睡眠導入剤も、服用から8時間後に男性は3%、女性は15%が居眠り運転を経験したという結果が得られており、現在では女性の薬を男性の半量にして販売しています。 

(Power Interactiveが運営するmarketing Blogより引用) 

全文は下記よりお読みいただけます。
 https://www.powerweb.co.jp/blog/entry/2023/02/08/100000

末武 信宏Nobuhiro Suetake

医師・医学博士
さかえクリニック院長
第88回日本美容外科学会会長
日本美容外科学会認定専門医
順天堂大学医学部病院管理学非常勤講師
一般社団法人 先端医科学ウェルネスアカデミー副代表理事
一般社団法人 日本美容内科学会理事
サイエンス・アーティスト

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