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アスリートにとっての自律神経の重要性

 アスリート(人間)にとって肉体はハードウエア

アスリート(人間)にとっての身体情報は、筋力や臓器といったハードウエアの部分精神面や自律神経機能といったソフトウエアの面があります。

パソコンを例にしてみると、OSがWindows 98やWindowsMeよりWindows 8の方が最新のアプリをスムーズに動かせます。人間の自律神経も同じことです。いくらハードウェアの筋力をアップしても神経機能を向上させなければ不具合が生じます。

自律神経機能の高さがアスリートにとって非常に重要

過剰なストレスがかかるトップアスリートほど、自律神経機能は重要です。
トップアスリートは、筋肉や自分の身体をコントロールする自律神経機能を向上させることが、試合のパフォーマンスに表れます。
例えば、極限のストレスの中で長時間にわたって戦うレーサーの身体には、通常では考えられない大きさのG(重力)がかかります。片側の脳が虚血になるような横Gが加わるものの、そうならないのは自律神経がコントロールしているためです。

レーサーにとって自律神経機能は、ウェイト・トレーニング以上に重要です。

あるレーシングドライバーは最初、不眠と口内炎、胃腸の不調を訴えていました。
Biocom社の心拍変動解析システムを用いて測定したところ、副交感神経機能が低下していることが確認されました。無駄なウェイト・トレーニングを辞めて、呼吸法などの自律神経へアプローチするトレーニングを取り入れました。

その結果はすぐに表れ、検査で自律神経機能が向上したことが確認できました。(下図)不眠や口内炎も改善し、精神的にも安定した状態でレースに臨むことがきるようになりました。2ヶ月後のレースで見事優勝を果たしています。

この結果からスポーツ界を大きく変えるトレーニング法に注目が集まっています。

レーシングドライバーの自律神経機能測定結果
レーシングドライバーの自律神経機能の変化
低下した副交感神経機能を改善
中部経済新聞記事(2004年12月24日)

トップアスリートの自律神経データ

F1ドライバーの自律神経測定結果
F1ドライバー年間王者の自律神経測定結果。非常に高いレベルで交感神経、副交感神経のバランスがとれています。
平塚哲二プロの自律神経測定結果

アスリートパフォーマンス上昇にはいかにトータルパワー、副交感神経レベルを向上させるかにかかっています。

自律神経機能トレーニングこそ最も効率的で確実に身体能力が向上するトレーニングなのです。

自律神経機能の重要性を説くトレーナーや医師はいますが、検査を行っているトレーナーはいませんでした。評価法も知らずして自律神経が良くなった、呼吸法が良いなどいうのはきわめてナンセンスで、逆にアスリートにリスクを背負わせることにもなりかねません。学術的根拠があってこそ初めて科学トレーニングといえます。定量評価がなければ科学ではありません。

自律神経機能を正しく評価するために、最先端科学のバックグラウンドのあるBiocom社製の自律神経計測システムを用いています。

末武 信宏Nobuhiro Suetake

医師・医学博士
さかえクリニック院長
第88回日本美容外科学会会長
日本美容外科学会認定専門医
順天堂大学医学部病院管理学非常勤講師
一般社団法人 先端医科学ウェルネスアカデミー副代表理事
一般社団法人 日本美容内科学会理事
サイエンス・アーティスト

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